コラム

【園長のつぶやき、再開します】

ずいぶん長いこと空いてしまいまして申し訳ございません。

オープンしてもうすぐ1年が経とうとしております。
認可に向けて市と協議を重ねておりますが厳しく
なかなか思うように進まないのが実情であることに
一日一日、代表やスタッフさんと悩みながら
1歩ずつでも前へ、という思いで頑張っておします。

当園では、大人の概念で子どもを見ることをせず
リフレーミングの活用によって、一人ひとりの持つ特性を
伸ばしながら、社会性を育むことを保育の理念とし
日々研鑽し精進して参る所存でございます。


2017/5/2


 

【こどもがこどもであるために】

子育てというのは、実際はたった数年でございます。
当時は無我夢中で育てておりまして
あとになって「あぁ失敗したなぁ」と反省し
次の子に活かし、育て方を変えてみたりましたが
長男には、申し訳ないことをしてしまった、という気持ちが今もございます。



最近思うことは、こどもたちの甘え方が変わってきた、ということです。
私たちの時代は甘えたくても甘えられない状況でしたから
余計にそのように感じるのかもしれません。
(現在72歳でございます)


「甘えん坊だなぁ」という甘え方とも違う
どう表現してよいかわかりませんが
親の顔を見ながら、といいますか、試しているような、といいますか。


幼少期にしっかりと甘えられる関係ができないまま
学童期、思春期へと成長してしまうと
甘えたいけど、甘えられない、(歳が邪魔して)
そのような葛藤がおこり、やってはいけないと頭では
わかっているのに抑えられず、攻撃的になって
他人、または自分を傷つけてしまう行動をしてしまう。


あるいは、今のご時世厳しい家庭環境の中において
精神的に早く大人になってしまうこどもたちも多くおります。

こどもがこどもであるために
甘えられる環境がここにある、というのは必要であり
とても大切なことなんだと、思います。

小学生になっても抱っこしてほしい時があり
中学生になっても抱きしめられたい時があり
高校生になっても大人になっても
すべてを受け止めてほしい時があるのです。



「赤ちゃん返り」という言葉がございますね

成長したのに、後戻りすることに抵抗を持つ親御さんは多いですが
これはより成長するために必要な過程であり、乗り越える課題で
ございます。

そしてそれはこどもに限らず、時として大人も必要なこと

人生尽きるまで、人は成長を続けるのですから


2016/7/25


【大家族のように】

「親はなくとも子は育つ」ということわざがございます。

産んでくれた親がいなくても、子供は、まわりのいずれかの人の、
あたたかな心づかいと、 自分自身の力で、どうにか育っていくものだということ。
(某辞書より)


人のあたたかさを見事に表現しています。


かつては戦争孤児、近年では震災孤児

あれから何度も東北へ足を運んでいますが
私には一体何ができるのだろうか?
ちゃんと力になっているのだろうか?

そんな気持ちがいつもございます。



こども園では「大家族」のような保育を目指しております。

単にお子さんを預かるだけではございません。

年長者は年少者を守り、年少者は年長者を敬い
時にケンカし、時に力を合わせ
互いに成長していく

そのようにして、優しさ、たくましさ、しなやかさが育まれ、
心が深く強く育ってまいります。

かつては、どこの地域にもおせっかいな女性がおりましたけども
だいぶ減ってきているような気がします。
高齢化のせいでしょうか?


おせっかいな爺は健在でございます。


2016/7/11


【受け止めますから】

かつて大きな交通事故を起こしてしまったことがございます。
「あぁ~これで私は死ぬんだ」
と思ったほどの大きな事故です。

しかし、私の予想を反して
命の代わりに小指を1本失っただけでした。

死を覚悟しておりましたので、生きていることに
自分でも不思議です。





不幸が起こると多くの人が
「なんで自分だけが」と思われると思います。

なんで自分だけがいじめに会うのか

なんで自分だけが貧乏なのか

なんで自分だけが学校へ行けないのか

なんで自分だけ親がいないのか

なんで自分だけ

なんで自分だけ

いっそ死んでしまいたい





私には小指がありません。

しかし
失うと思っていた命がここにある
私は生かされたのだから
この生かされた命は誰かのために使おうと
思いました。



今日は七夕ですね。
年に1度、織姫と彦星が会える日

二人には希望があるからこそ、乗り越えていけるのです。




すべてを受け止めますから

すべてを吐き出してください。

その後、必ず希望の星が降ってくるでしょう。


2016/7/7




【人としての気づき】

運動部に所属していた頃の大昔の話なんですが、
合宿先へ向かうため、とある駅で集合でした。
当時、私はド田舎に住んでおりまして電車の本数が少ないのです。

間に合う電車に乗ると、集合時間まで20分ほど待つことになります。
1本あとの電車に乗ると、15分の遅刻になってしまいます。

さて、どうしたものか。

本来であれば20分待つ、が正しいことでしょう。
しかしながら、若かった私は「まぁいいか」と思ってしまったのです。

そして15分遅刻して到着しました。

そこには先輩全員が待っており、主将は鬼のような形相で
私に遅刻の理由を尋ねました。

「今の電車で来たからです」と答えましたら

「なぜ1本前の電車で来なかった?」

「はい、それだと到着が早すぎると思ったので・・・」

すると先輩の声が一段と低くなり、こう言いました。

「ここにいるみんなは15分待ったんだ、その15分を一人ひとり全員に返せっ!!!」

「..........返せません」


時間というものを返せるはずがありません。



「取り戻せない15分をおまえはここにいる全員に捨てさせたのだ」


私はその一言にハッとしました。

時間を取り戻すことはできないことは頭では理解してますが
真の意味ではわかっていなかった、ということに気が付かされたのです。


これまで、さまざまな方に叱咤していただき、たくさんの気づきを得ました。
まだまだ発展途上の爺でございます。


2016/7/6




【心こそ大切成り】

頭が茶色くたって! パーマをかけてたって!
お化粧を濃いめにしたって!マニキュアを塗ったって(でも爪は短めにね)(笑)

【みんな違ってみんな良いのだから構わないですよ!】
と、、、 古民家こども園のスタッフ達に、 いつも私が伝えている言葉です。

~心こそ大切なり~

その思いの通り スタッフ達のこども達への対応は本当に素晴らしいです。

先日、こんなことを言ってくださったお母様がいます。

「古民家こども園の先生達は皆さん素敵ですね!! まさに!神対応で私、涙が出ちゃいました。」

こんな嬉しい言葉はありませんでした。

【神対応】
いまは、こんな言葉があることも爺の私は初めて知りました。


2016/7/1




【すべての人が持って生まれたもの】

電話をスマホに変えました。
いろいろな方に伺って、電話を掛けられるようになったところでございます。

スタッフさんに「LINEを入れてください」と言われましたが
わからないので入れていただきましたら
名前がずらずらと出て参りまして、その中に懐かしい名前を
見つけました。

その名前は、私が保護司になるキッカケをくれた少女でした。

その少女は、反社会的な行動と自分の体を傷つけることを繰り返していました。
自分自身を傷つけないよう、保護と見守りをすることになりました。
反社会行動をしなくなってから1年半ほどでしょうか
ある日、その少女がいなくなってしまったのです。
そして数か月後に電話がありました。

最愛の人を見つけ、北の大地で暮らしている、とのこと
「もう大丈夫だから」という報告でした。

こんなにも嬉しい電話はありません。

人は過ちを犯すもろさと同時に立ち直る強さも兼ね備えているのだと思います。
その少女と出会い、私は保護司の道を進むこととなりました。

すべての人が持って生まれたもの、それは「人との縁」と言いましょうか。
あの時あの人と出会ってなければ今の私はここにいない、と思うのです。


ここアーネラでこれから出会うこどもたちも「縁」

楽しいことを分かち合い、辛いことは吐き出して
世の中がどう動こうとも逆境に立ち向かう強さを育んでいけたら、いいですねぇ

と思う爺のつぶやきでございます。


2016/6/27




【脱!抗菌】

過度な殺菌はいたしません。

一見、不衛生な遊びこそが優秀な子が育つ、、、

[泥んこ遊び][草花遊び][虫遊びど、、、]

世の中に存在する抗原の種類は100億個とも言われいます。
幼い子どもは、こう言った【菌】と数多く出会うたびに体の中で自ら、
攻撃方法や武器を創り出し免疫細胞を鍛えています。

清潔すぎる環境で育った子どもは風邪を引きやすく、
アレルギー体質になりやすいと言われています。
潔癖日本人の、国民病とも言えます。

汚い遊びほど
本当は丈夫な体作りの、
実践的トレーニングなのです。

2016/6/20




オープンしました

園長です。 オープン日にテレビの撮影が来るということで、布団の中でコメントを考えていたのですが
これといって思いつかないまま、当日の朝を迎えてしまった次第でございます。

代表の永山をはじめ、こども園のスタッフのみなさま、関係者のみなさま、地域のみなさまの
多大なご協力を得てこの日を迎えたこと、心より感謝申し上げます。

この先、こどもたちの行く末を見守っていただけたら幸いです。

2016/6/10